日頃より学習院大学ラクロス部男子をご支援いただき、また温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。
そして、この度合同チームを組んでいただきました成城大学男子ラクロス部の皆様にも、心より感謝申し上げます。
今後とも、変わらぬご支援とご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
今年度、育成を担当いたしました3年の今本佳佑です。
1年生と初めて会った日から、もう8カ月(中野は7カ月)以上経っていることに、このブログを書くために調べて気づきました。ありきたりな表現になりますが、「時が経つのって早ッ」、って改めて思います。
人って面白い時や集中している時、忙しい時に時間を早く感じると思うのですが、1年生と会ってから今日までがまさにそれです。
こんなに充実した生活を送らせてくれたこと、そしてこの学習院大学ラクロス部男子を選んでくれたこと、そこで頑張り続けてくれていること、1年生には感謝の気持ちと尊敬の念で一杯です。本当にありがとう!
さて、少し自分の育成について振り返りたいと思います。
点数をつけるなら60点。可もなく不可もなく及第点。
最初は育成って何だろうから始まり、途中で自分の知識のなさに打ちのめされた。
もっと情熱をもって1年生に接することもできたはずだし、翼さんや大和さんよりも立場的に1年生と距離が近いからこそ自分にしか出来ない事もあったはずだ。
最近、翼さんが自分に対して「佳佑がいると安心感がある。助かる。」と文面で伝えてくれた。素直に嬉しかった。しかし、一方で、自分はめちゃくちゃ未熟だとも感じた。なぜなら「安心感」以上の貢献を出来なかったからだ。それが出来なかった原因は、ひとえに自分の知識不足・技術不足にある。自分がチームの勝利にどれほど貢献できたのかを考えると、1年生の努力や翼さん、大和さんの影響力に比べれば微々たるものだったに違いない。それが今、一番悔しい。
こんな感じに「悔い」がたくさん残る育成だった。しかし「悔い改める」という言葉があるようにこの経験から得た後悔を来年につなげることは出来る。
来年は必ずサマー・ウィンター連覇を成し遂げたい。
最後に、1年生はこの8カ月で大きく成長しました。
プレイヤーは以前よりもごつくなって、クロスワークも成長して、ショットも早くなって、接点も強くなっていて、スタッフはメインとしてメニューを回せていて、テーピングを巻く速さ、アジリティに対しての理解も深くなっていて、プレイヤーが欲しているデータを迅速かつ的確に共有していて。
ずっとそばにいたからこそ各々の成長を肌で感じ取ることができたし、ずっとそばにいたからこそ一年生に対する思いは誰よりも強いと豪語できる。
だからこそ今回のウィンターでは成城のみんなと一緒に是が非でも勝って欲しい。
今年、育成に携わることが出来て本当に良かった。サマーで予選敗退した悔しさも、一勝もぎ取ったあの快感も自分が達成した時よりも心に来るものがあった。こんな経験をくれた1年生、本当にありがとう。
そして、育成コーチの翼さん。大和さん。
翼さん。
本当に感謝しかありません。翼さんからは戦術・技術のこと以上に組織の在り方、人との関わり方の多く学びました。みんなが口を揃えて言う様に本当に出会えてよかったです!
大和さん。
大和さんからはラクロスに対する情熱を改めて教えてもらいました。今後も戦術・技術教えてください!
上級生の一人として、サマー・ウィンターを一緒に頑張った仲間の一人として、そして個人として、これからの1年生が自分のいる場所で輝いていく姿、日本一をチーム一丸で目指していく姿にこれからも応援し続けたいと思います。
また、自分自身も一人の学び手として一年生と一緒に成長できたらと思います。
拙い文章でしたがお読みいただきありがとうございました。