【2025年度新幹部ブログ】 副将 辻村颯之介

日頃より学習院大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいております、保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。今後とも、ご支援、ご声援の程宜しくお願い致します。

今年度、副将を務めます、新4年DFの辻村颯之介です。よろしくお願いいたします。

「勝ちきれないね」

そう言われて終わった東大との入れ替え戦から一週間、落ち込む暇もなく始まった新チームのミーティングを重ねていく中で、「副将」になることが決まった。

副将という役職が、留学の為に昨シーズンの大半はおらず、チームマネジメントのチの字すら分からない状態で務まるのか?

と、考えることもあったが、今シーズン必ず一部に昇格し、この先長く続く「勝ちきれる学習院」を築くために自分なりにどうやって貢献できるかを考えたら、迷いは消えすぐに自分の目指すべき姿を見つけることができた。

「誰よりもうるさい副将」

先日ミーティングの中でそれぞれのピッチ内外での良いところを書くという企画があった際、みんなが書いてくれたコメントのうち8割は「うるさい、騒がしい、社交性、相手に関わらず分け隔てなく会話できる、コミュニケーション量の多さ」と言ったものだった。最初の2つは少し気になるが、主に自分の発言量や会話量に対してのコメントだった。これは自分の武器であると自負していると同時に、活かすことでチームを良い方向に導けると強く感じた。

あとは、活かし方。日々の練習の中で、一つ一つのパスキャの正確性やグラボの強度に対して厳しく求めていくだけではなく、「勝ちきれる」チームらしい細かい部分にも、人間性の部分にも指摘を怠らずにこだわっていこうと思う。幼少期よりチームスポーツをしているが、どの年代もどこ出身でもどのスポーツでも、強いチームは細部まで人がよく出来ている。礼儀が正しい、挨拶が出来る、感謝ができる、チームのバッグを並べている、etc… 当たり前のように聞こえるこういった部分を当たり前にできる集団であり続ける為に、長くこの伝統を残すことができるように、日頃からうるさく指摘していこうと思う。また、プライベートの些細な会話を増やしていくことで、それぞれの部活に対しての考えや、モチベーションの変化などにも気づけていけたらと考えている。

「憧れのチームに、そして人に。」

この理念の為には、支えてくださる多くの方達に結果を出して恩返しをするだけでなく、感謝の気持ちを忘れずに日頃の生活から学習院ラクロス部としての自覚を持った行動を心がけることが大事になってくる。

一部昇格という今シーズンの目標を達成するだけでなく、この副将という役職を通して、このチームの新しい良き伝統の基盤を固められるよう、自分なりの形で、人一倍覚悟と責任感を持って取り組んでいこうと思っております。

一年間よろしくお願いいたします。

副将 辻村颯之介

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